人が不倫する理由5選 |法律でも制御できない人間という自然の一部

心の距離ができている夫婦・カップル

「不倫」や「浮気」という言葉は、ニュースやSNS、そして私たちの身近なところでもよく耳にします。

不倫は、多くの人が興味を持つテーマでもあります。

不倫を題材にしたドラマや映画、AV、小説など、さまざまなジャンルの作品が存在し、私たちの社会に深く浸透しています。

では、なぜ人は不倫をするのでしょうか。

もちろん、不倫に至る理由は人それぞれです。

この記事では、私がこれまで人と人との関係や、性、そして目合ひについて探究してきた中で感じている「人が不倫をする理由」を5つに分けてお伝えします。

そして最後に、なぜ人間の性や恋愛を法律だけで完全に制御することができないのかについて、私なりの考えをお話しします。


目次

不倫の理由その① セックスレスが続いているから

そもそもセックスレスになるのは、夫婦やカップルにとって大切なスキンシップが、土台として成立していないことが原因のひとつだと私は考えています。

もちろん、セックスレスになる理由はそれだけではありません。

仕事や育児、体調、ストレス、夫婦間のコミュニケーションなど、さまざまな要因があります。

でも、身体的な触れ合いが少なくなり、それが長く続いていくと、少しずつ心の距離まで離れていってしまうことがあります。

  • 手をつなぐ。
  • 抱きしめる。
  • 触れる。
  • 一緒に眠る。
  • 目を合わせる。

そうした日常の小さなスキンシップがなくなっていくと、「一緒にいるけれど、つながっていない」という状態になってしまうことがあります。

そして、マスターベーションだけでは満たすことのできない、誰かとの身体的・精神的なつながりを外に求めるようになる。

その結果として、不倫につながることがあります。

だから私は、セックスレスは不倫になる前の「危険信号」のひとつだと考えています。

不倫が突然始まるのではなく、その前から夫婦やカップルの間に、何か小さな変化が始まっているのかもしれません。


不倫の理由その② 自己承認欲求が強い

「私をもっと見て」

「もっと構って」

「もっと私を大切にして」

人には誰にでも、誰かに認めてもらいたいという気持ちがあります。

それ自体は悪いことではありません。

でも、その承認を自分の内側ではなく、常に相手から満たしてもらおうとすると、

どれだけ愛されても

という状態になってしまうことがあります。

そして、相手が仕事や育児で忙しかったり、疲れていて自分に構う余裕がなくなったりすると、

「私のことを見てくれない」

「大切にしてくれない」

「裏切られた」

という気持ちが生まれてくる。

そして、自分の中にある満たされない気持ちを、別の誰かに満たしてもらおうとする。

「この人なら私を見てくれる」

「この人なら私を大切にしてくれる」

「この人なら私を求めてくれる」

そうやって、外に承認を求めるようになります。

でも、外から与えられる承認には終わりがありません。

どれだけ愛されても、どれだけ求められても、自分自身とのつながりがなければ、また「もっと」と求めてしまうからです。


不倫の理由その③ 自分にある不足を相手が埋められなくなった

誰かを好きになるとき、

「この人といると安心する」

「この人といると自分の価値を感じられる」

「この人がいるから頑張れる」

ということがあります。

つまり、自分の中にある不足を相手が埋めてくれている状態です。

これは、必ずしも悪いことではありません。

人と人は、お互いに支え合いながら生きていくものだからです。

ただ、それが「相手がいないと自分は満たされない」という状態になってしまうと、少し苦しくなります。

特に、自分で自分を満たすことができていないとき。

他人軸で生きているとき。

その傾向は強くなるように思います。

そして、長く一緒にいると、お互いが少しずつ変わっていきます。

自分が変われば、求めるものも変わる。

相手が変われば、関係性も変わる。

すると、以前は相手が埋めてくれていた不足が、いつの間にか埋まらなくなってくることがあります。

「昔はこの人がいれば満たされていたのに」

「なぜ今は満たされないんだろう」

そんな感覚が出てくる。

それが、不倫につながることがあります。

でも、本当は「誰かに埋めてもらうこと」ではなく、自分自身の中にある不足に気づくことが必要なのかもしれません。


不倫の理由その④ 相手と向き合うことから逃げる

恋愛は自分を映し出す鏡

私は、恋愛は「異性という鏡を通して自分を知る装置」のようなものだと思っています。

相手がいるからこそ、

自分の見ていなかったところを見せられる。

見たくなかった自分を見せられる。

向き合わなければならない自分を見せられる。

だから、誰かと深く付き合うことは、ときにとても苦しく感じます。

相手に何かを言われたとき、

「なぜ私はこんなに腹が立つんだろう?」

「なぜこんなに悲しいんだろう?」

「なぜ相手にこんなことを求めているんだろう?」

と、自分の内側を見ていくことができます。

自分と向き合う姿勢があれば、相手と話し合い、分かち合い、二人でより平和に生きる方向を探していくことができます。

でも、その姿勢がない場合は、問題そのものから逃げたくなる。

そして、その逃げ場所として他の人を求めることがあります。

「この人といると楽しい」

「この人は自分を否定しない」

「この人といると自分らしくいられる」

そう感じて、別の女性や男性に逃げてしまう。

でも、相手を変えたとしても、自分自身から逃げ続ける限り、同じような問題はまた現れるのかもしれません。


不倫の理由その⑤ 「一人の人を永遠に愛する」というメルヘンを社会から刷り込まれている

私は、ここに人間と社会の大きなズレがあるように感じています。

結婚という概念は、社会の中で作られた制度です。

結婚には、資産の分配や相続、税金、子どもの親権、社会的な地位やステータスなど、さまざまな仕組みが付随しています。

つまり、「結婚」というレッテルには、たくさんの付属品があります。

そして私たちは幼い頃から、漫画、アニメ、ドラマ、映画、雑誌など、さまざまなメディアを通して、

「好きな人と出会う」

↓

「恋愛する」

↓

「結婚する」

↓

「ずっと一緒にいる」

という物語を何度も見せられてきました。

さらに、結婚に付随するビジネスもたくさんあります。

  • 結婚式
  • 結婚式場
  • ドレス
  • 指輪
  • バレンタイン
  • クリスマス
  • 記念日

その他にも、たくさんあります。

もちろん、それらを楽しむことが悪いわけではありません。

ただ、いつの間にか、

「結婚することが正しい」

「一人の人を一生愛することが正解」

という価値観まで、自分自身の意思だと思い込んでしまうことがあるのではないでしょうか。


人間は、一人の人を永遠に好きでいられるのか?

本来、誰と付き合うのか。

どれくらい付き合うのか。

誰と目合ふのか。

そこには、もっと自由な部分があってもいいのではないでしょうか。

自分が変われば、好きになる人も変わる。

自分が変われば、目合いたい人も変わる。

それは、人間という自然の一部として、ある意味では自然なことなのかもしれません。

でも、結婚をすることが「正義」「正解」とされる社会の中で、周りの目を気にしてしまうと、本来の自分の姿ではなく、周りを満足させるために結婚してしまうことがあります。

そして後になって、

「本当は結婚なんてしたくなかった」

「本当はこの人とずっと一緒にいたいわけではなかった」

という、自分の本当の声が出てくる。

でも、その頃には、

  • 子どもがいる
  • 借金やローンがある
  • 相手の家族とも関係がある
  • 仕事や生活も共有している

簡単には出られない状況になっている。

そんなとき、人間の生存本能が強く働き、自分の外に新しい可能性を探し始める。

その結果として、結婚している相手以外の人に興味が湧き、不倫をしたくなることもあるのかもしれません。


法律で人間の性を完全に制御することはできない

ここまで読んでいただいて、「だから不倫してもいい」と言いたいわけではありません。

誰かを傷つけること。

嘘をつくこと。

約束を破ること。

家族を壊すこと。

そこには、それぞれの責任があります。

ただ、法律によって「この人だけを一生愛しなさい」と人間の心そのものを完全に制御することはできません。

法律は、社会の中で人と人が生きるためのルールを作ることはできます。

でも、

「誰を好きになるのか」

「誰に惹かれるのか」

「誰と身体を重ねたいのか」

という、人間の内側から自然に湧いてくる感情まで、完全にコントロールすることはできない。

なぜなら、人間もまた自然の一部だからです。

だからこそ私は、不倫という現象を単純に「悪い人がすること」として終わらせるのではなく、

「なぜこの人は、この関係の外に何かを求めたのだろう?」

と、その奥にあるものを見ることが大切だと思っています。

そこには、セックスレスがあるのかもしれない。

承認されたい気持ちがあるのかもしれない。

自分の不足を誰かに埋めてもらいたいのかもしれない。

パートナーと向き合うことから逃げているのかもしれない。

あるいは、自分自身が本当に望んでいる生き方と、社会から与えられた「こうあるべき」という生き方との間に、ズレが生まれているのかもしれません。

不倫という現象の奥には、人間の「もっと感じたい」「もっと愛されたい」「もっと自由でありたい」という、さまざまな欲求が隠れている。

私はそこを見つめることが、夫婦やカップル、そして「性」というものを考える上で、とても大切なのではないかと思っています。


目合ひを、もっと深く知りたい方へ

目合ひとは何なのか。
性、身体、女性性・男性性、人と人とのつながり、自分との向き合い、
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この記事を書いた人

目合ひに出会ってから、セックスに戻れなくなりました。

セラピスト・カウンセラー・目合ひの人

性欲も、睡眠欲も、食欲も。
人間に自然に備わっているものを否定せず、
自然の流れに沿って生きることを探究しています。

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