
女性はなぜ浮気をするのか。
女性の浮気相手になったことで、その理由が少しわかった気がした。
それは、女性がパートナーや旦那さんに大切にされていないから。もっと言えば、女性として見られて大切にされていないと感じているからなのではないだろうか。
それも、ほんの一瞬や数日、数週間というレベルの話ではない。
数ヶ月、数年、数十年というレベルの話だ。
それだけ長い間、自分の欲求や気持ちを満たしてもらえなかったら、誰だって別の場所にそれを求めたくなるのではないだろうか。

一年半前に出会ったこの方は、50代の女性だった。
彼女は旦那さんを愛している。そして、性のことを除けば、結婚生活に不満はないという。
ただ、その一つの問題が、彼女にとってはとても大きかった。
それは、性に関すること。
彼女が望むように、性欲を満たしてもらえない。それが20年も続いていた。
では、いったいどうすればいいのだろう。
彼女は旦那さんに、ボーイフレンドを作ってもいいか確認したことがあった。しかし、答えはNO。
では、自分がしてほしいことをお願いしてみたらどうか。
それも、旦那さんはしたくない、あるいはできないという。
じゃあ、どうすればいいの?
そんな状況だった。
色氣がだだ漏れの女性
彼女は、とても色氣のある女性だった。
色氣がだだ漏れ、と言ってもいいくらい。
旦那さんから、色氣を隠すように言われるほどだったという。
私も、まさか自分が女性に向かって「あなた、色氣がありますね」なんて言うとは思っていなかった。
それくらい、彼女からは女性としての魅力が自然と溢れていた。



そして、彼女には性欲があった。
自分に性欲があることを認め、それを主張することにも抵抗がなかった。
そんな彼女に、私は「あなたと目合ひたい」と伝えた。
彼女は喜んでくれた。
ハグをした。
そして、彼女の首を丁寧にキスし始めた。
そこから先、どのように展開したのかは、皆さんの想像に任せたい。
少女と少年に戻る目合ひ
彼女のおまんは、とても元氣だった。
潤っていて、自然と濡れていた。
こんなにも元氣なおまんが、長い間満たされずにいたのかと思うと、なんだかとても寂しい気持ちになった。
目合ひながら、私たちはいろいろな話をした。
彼女の普段の生活や、最近あった出来事。
そして、彼女の人生が今、大きく変化していること。
以前よりも開放的になり、頭で考えることをやめて、五感をもっと感じ、直感を信じるようになってきたこと。
そんな話をしながら、私たちは一緒に時間を過ごした。
目合ひは、とても楽しかった。
まるで、少女と遊んでいるようだった。
私も少年になり、彼女も少女になって、一緒に氣持ちよくなっていた。
隠れん坊や鬼ごっこをするように、お互いの氣持ちのいいところを見つけていく。
冒険をして、お互いを探検していく。
そこには、こうしなければいけないという決まりも、正解もなかった。
私が氣持ちよくなると、彼女はその何倍も氣持ちよくなっていた。


それが、とても美しかった。
とても楽しかった。
そうだよな。
目合ひって、こういうものなんだよな。
私が理想としている目合ひは、まさにこういうものなんだよな。
そう感じた。
どれくらい時間が経ったか分からない。
彼女は泣き始めた。
「こういうことを彼としたかった」
彼女は、そう本音を漏らした。
「そうか、そうだよね。彼とこうしたかったんだよね」
私は、彼女を慰めた。
彼女が本当に求めていたのは、単に性欲を満たすことだけではなかったのかもしれない。
好きな人と心を通わせ、自由に感じ、遊び、氣持ちよさを分かち合うこと。
自分の欲求を否定されず、女性としての自分を受け入れてもらうこと。
彼女の涙を見ながら、そんなことを感じた。
初めての浮気と、押し寄せる罪悪感
氣づいたら、時間は朝の3時くらいになっていた。
お互いにベッドに入り、私は彼女の手を握って眠った。
それから1時間ほど経った頃、彼女の気配で目が覚めた。
彼女は部屋の壁に背中を向け、自分に何かをつぶやいていた。
初めて浮気をしたことに、ショックを受けていたのだ。
そして、彼女の頭の中にある固定観念が、どんどん罪悪感を押し付けようとしていた。
私は彼女をハグして慰めた。
彼女がしたことは、決して自分を裏切ることではない。
自分を大切にしたかっただけ。
自分の欲望に素直に行動しただけ。
自分の心の声を大切にしただけ。
少なくとも、彼女の心は喜んでいた。
一方で、頭はこれまでの概念に縛られていた。
旦那さん以外の男性と関係を持つことは悪いこと。
浮気をすることは悪いこと。
そんな価値観が、彼女を罪悪感で飲み込もうとしていた。
私は、そんな彼女を見て寂しくなった。
なんで、ここまでして女性の自由を奪うんだろう。
なんで、ここまでして、女性が性を思いっきり味わい、楽しむことを阻止するんだろう。
そう感じた。
もちろん、夫婦にはそれぞれの約束がある。
けれど、自分の欲求や心の声を押し殺し続けることが、本当に幸せなのだろうか。
自分の性を楽しみたいという気持ちを、何十年も抱えたまま生きること。
それを誰にも理解してもらえないこと。
その苦しさを、彼女との時間を通して垣間見た気がした。
その後、1〜2時間ほど、私は彼女を慰め続けた。
彼女の心に語りかけたり、無意識に語りかけたりした。
そして、私がよく伝えている言霊を、彼女にも伝えた。
「わたくしは、わたくしを愛している」
一緒に、その言葉を唱え続けた。
すると、彼女の氣持ちは少しずつ楽になっていった。
彼女を通して感情を解放した
氣づいたら、私たちは再び目合っていた。
今度は、私が癒される番だった。
私は彼女との目合ひが本当に楽しくて、今後も一緒に目合ひの研究をしていきたいと思っていた。
そのことを、何度かつぶやいていた。



けれど、彼女は、それはおそらく難しいと言った。
私は、それを認めたくなかった。
朝方、太陽が昇り始めた頃。
私は彼女に、寂しいと伝えた。
もう会えなくなるのが寂しい、と。
すると、以前に自分と向き合い、完全に消化できたと思っていた感情が、再び湧き上がってきた。
「もう会えないのが寂しい」
その言葉にくっついていた痛みや寂しさが、再び身体の奥から込み上げてきた。
氣づけば、涙が勝手に流れ始めていた。
私は泣いた。
彼女は、よしよしと私を慰めてくれた。
そしたら、私はもっと泣いた。
呼吸がどんどん深くなり、やがて子どものような泣き声に変わっていった。
どうしてそうなったのか、自分でもよくわからない。
けれど、無意識のうちに丹田の奥に凍結されていた、最後の「もう会えないのが寂しい」というメッセージに出会うことができた。



身体が大きく震え、自分でも自分ではないように感じる声が、口から溢れ出した。
そして、彼女の肩に頭を乗せ、落ち着くまでそのままでいた。
涙がポロポロ溢れて枕に吸収された。
彼女はずっと、母親のように私を慰めてくれた。
その時間は、私にとっても、とても大切なものだった。
「もう会えないのが寂しい」という感情を消化できた夜
彼女のおかげで、私の中にまだこびりついていた「もう会えないのが寂しい」という蓋をしていたメッセージと向き合えた。
そして、私が思い描いている目合ひというものが、以前よりもはっきりとわかった氣がした。
目合ひとは、単に性欲を満たすためのものではない。
相手と心を通わせ、五感を感じ、遊び、氣持ちよさを分かち合うこと。
ときには、自分でも氣づいていなかった感情に出会い、涙を流し、誰かに受け止めてもらうこと。



そして、相手との関わりを通して、自分自身の内側にあるものに氣づいていくこと。
少なくとも、私が理想とする目合ひには、そうした要素がある。
今回、彼女と過ごした時間は、私にとって、目合ひの本質をあらためて教えてくれるものだった。
そして同時に、人が長い間抱えてきた欲求や寂しさ、誰にも言えなかった本音に触れる機会でもあった。
ありがとう。
本当に、ありがとう。
このご縁に。
この一期一会に。
この機会に。
心から感謝したい。
あなたは素晴らしい。
あなたは素敵。
これからも、どうか自分の心の声を聴きながら、あなたの中にある女神を開花させていってほしい。
そう願っている。
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