セックスレスは突然始まらない|レスの予兆サイン3選と予防について

最近、いつセックスしましたか?

セラピストをしていると様々な相談をカウンセリングで受けます。その中でセックスレスのお話がよく出てきます。それもこのブログを作った理由の一つです。

今、日本のカップルや夫婦が一番問題視するべきことはセックスレスだと感じています。

日本家族計画協会監修の「ジャパン・セックスサーベイ2024」では、既婚者のおよそ3人に2人(64.2%)が1か月以上性交渉のない状態と回答しています。

実は、レスは熟年夫婦だけの問題ではありません。4,000人を対象とした調査では、20〜40代でも同様の傾向が確認されており、若い夫婦にも広く見られる課題となっています。

セックスレスになるのは必ずしも性欲が減ったり、無くなったからではありません。

性欲はあるけれどそれを夫婦間でできないため、性欲の捌け口を外に求めるようになります。その捌け口が浮気や不倫、または風俗という形になり、最悪離婚という形に終わってしまうケースもあります。

ではセックスレスは突然起きるものなのか?

実は、セックスレスになる前の予兆があります。

大きく分けて3つあります。この記事ではそれを紹介させていただきます。

目次

1) スキンシップが減る

これはほとんどの人が見落としやすいことですが、セックスレスはセックスの回数が減ることから始まるのではありません。

日常の触れ合い、つまりスキンシップが減ることから始まるのです。

「本当にそうなの?」と思われるかもしれませんので、もう少し詳しく説明します。

人は相手に触れたいと思うとき、「相手が好き」「もっと心の距離を縮めたい」「そばにいると安心する」といった気持ちがあります。

つまり、スキンシップは相手とのつながりを確認し合う行為なのです。

一方で、性欲はふれあいたいという気持ちがなくても生まれます。

性欲があれば自分から相手を誘うこともあれば、相手から誘われることもあります。

しかし、そのときに起きているのが「自分の欲求を満たすこと」が中心になってしまうと、それは本当の意味で心がつながる性行為とは少し違ってきます。

相手を思い、相手に触れ、相手から触れられ、お互いを感じ合う「まぐわい」とは異なるものです。

特にAVのような作品では、激しい動きが目立つ場面も多く、相手との心の交流よりも性的刺激が強調されることがあります。

つまり、性行為はしていても、相手と心をつなげようとする意識が薄れている状態です。

そして、日常のスキンシップが減ると、「目を見て話す」「手をつなぐ」「肩に触れる」「抱きしめる」といった何気ない触れ合いも少なくなっていきます。

すると、お互いの心理的な距離は少しずつ離れ、セックスに誘うことも、誘われることも、以前より自然ではなくなっていきます。

セックスは突然なくなるものではありません。

日常の触れ合いが減り、心の距離が少しずつ離れ、その積み重ねがやがてセックスレスへとつながっていくのです。

もし、

  • セックスの頻度は変わらない。
  • でも、日常の触れ合いは少なくなってきた。

そんな状態であれば、それはセックスレスになる前の予兆である可能性があります。

だからこそ、セックスの回数だけを気にするのではなく、「最近、手をつないだのはいつだろう」「最後に自然に抱きしめたのはいつだろう」と、日常のスキンシップにも目を向けてみてください。

セックスレスの予防は、寝室からではなく、日常の何気ない触れ合いから始まるのです。

2) コミュニケーションが減っていく

コミュニケーションはカップルや夫婦にとって本当にほんとうに大事です。

かなり大事なのでこれは下の記事に

簡単にいうと、男性と女性が見ている世界が違うのです。

その違いを自覚しないままコミュニケーションを取ろうとすると、傷ついたり、相手を傷つけたりしてしまい、会話がどんどん減ってしまい、ただの連絡報告になってしまいます。

例えば、カウンセリングでよく聴きますが、

女性が男性を誘いますが、男性は「今日は無理」「疲れてるからだめ」などと断ったとします。

そうすると女性は「私のことなんてどうでもいいんだ」「また断られた、もう次はないな」などと自分の中で結論を作ってしまい、今度は誘われた時に仕返しとして断る。このようなコミュニケーションのズレが継続すると悪循環を生み出してしまいます。

男性は一言が少ないので

「〇〇ちゃんのことは大好きなんだけど、今日は仕事でストレスになる事件があって、そのせいで今日はすごく疲れているの。

今日はできたらしっかり寝て回復して明日〇〇ちゃんと一緒に気持ちよくなりたいな」

などと状況を説明することが大事です。


女性は自分の中で物事を足し付けたり、結論を作ってしまうことがあるので

「もしかしたら何か仕事であったのかも。彼が今どんな気持ちで何を感じているのか、探ってみよう。

そうすれば私とセックスをしたくないということではないのがはっきりすると思う。」

という感じでまずは男性側の情報で不足しているものがあるのかどうかを確認する作業が大事になってきます。

大事なことは自分の中の前提をまず見直す。

相手は異性であり、自分と世界の見え方が違うことを自覚・認識すること。

上記を意識することが大事になっていきます。

3) 相手に興味を持たなくなる

ここでとても大事なことをお伝えします。

カウンセリングを通して、これは何回も何十回も同じようなことを聴いたから言えることですが、

相手に興味がなくなったり、相手を分かりきったつもりになると会話が少なくなります。


最初に出会った時みたいに目を輝かせてもっと相手について色々な質問だったり相手の世界観を知ろうという姿勢が減ってきます。

もちろん、誰でも最初に出会った時みたいなキラキラした形で相手を知ろうとする姿勢は減ると思います。

しかし、人生をかけて相手を知る、時間と共に変化していくその時の相手をまた新たに知る、相手を100%分かり切ることなんてできないという意識があれば、会話は自然と起きます。相手とのルンルンは続きます。

会話がなくなっていくときは相手に興味が薄れた時、相手を分かり切ったつもりになった時です。

そして多くの夫婦はどこかでそれが起きてしまい、セックスレスになり、浮気や不倫やウキウキする恋愛を外に求めるようになるです。

そしてその理由の一つはパートナーを分かり切ったつもりになっているので未知なる女性・男性に目を向けて興味を持ってしまうからなのです。

浮気や不倫は「新しい刺激」であるため、脳では興奮や意欲に関わるドーパミンが分泌されやすくなります。その快感を強く覚えてしまうと、「もう一度あの刺激を味わいたい」という気持ちが生まれ、繰り返してしまう人もいます。

名前で呼ばなかったり、事務連絡のような会話に変わった時

6時に帰ります。

今日は子供のお迎えお願いします。

今夜は遅いので先に食べていてください。

はい。

わかりました。

カウンセリングをしていると相手がまるで子供を育てる協力者のような関係になってしまっていることをよく聴きます。

そして、LINEのやり取りなどは上記のような報告作業

これはどう見ても仲の良い夫婦やカップルがとっている会話には見えないですね。

このような会話はセックスレスの一歩手前まできてしまっているサインです。

相手を名前で呼び合わなくなるのもレスになる前のサインです。

名前には相手への関心・意識がこもっています。

だから最初に出会った時は〇〇ちゃん、〇〇くん、またお互いだけに使うニックネームなどがある場合が多いです。そしてそれがなくなるときは相手への関心が薄れた時です。

予防について

セックスレスになる前のサインを3つ紹介しました。

  • スキンシップが減る
  • コミュニケーションが減る
  • 相手に興味を持たなくなる

もし、いずれかのサインに気づいたら、まずはその部分を改善しようと意識することが大切です。

スキンシップが減っているのであれば、自然にスキンシップが増える環境づくりを意識してみましょう。そして、お互いが日常の中で触れ合うことを少しずつ習慣にしていくことが大切です。

スキンシップを習慣にすることで、「気づけば触れ合いがなくなっていた」という状況を防ぐことにつながります。

コミュニケーションが減っているのであれば、まずはお互いがコミュニケーションについてどう考えているのかを確認し合いましょう。

ここでは、自分に正直になることが大切です。
相手を批判したり、相手に原因を求めるのではなく、自分を内観することも大事です。

例えば、「自分の気持ちを伝えない癖がある」「自分に非がないように話を進めてしまう」「曖昧な表現で済ませてしまう」など、自分自身の課題にも目を向ける必要があります。

そうした弱さを認められるようになると、コミュニケーションの質は大きく向上し、お互いの関係も改善していくはずです。

相手に興味がなくなっている場合は、まず「なぜそうなったのか」を考えてみましょう。

日々の小さな積み重ねが原因なのか、それとも何か大きな出来事がきっかけだったのか。

多くの場合、自分の中で無意識に「この人はここまで」と相手の可能性に終止符を打ってしまっていることがあります。

その終止符を取り外すことができれば、相手に対する関心や興味が少しずつ戻ってくるかもしれません。


いかがでしたでしょうか。

セックスレスは突然起こるものではなく、その前には必ず何らかのサインがあります。

今回ご紹介した3つのサインを知っておくことで、セックスレスを未然に防げる可能性が高まります。

ぜひ今日から、お二人の日常を少しだけ見つめ直してみてください。

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この記事を書いた人

セラピスト歴約3年。施術・カウンセリングを通して、スキンシップが心身や夫婦・カップルの関係に与える影響を研究しています。

現場での経験と科学的な知見をもとに、触れ合いの大切さを発信しています。

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